
WEBデザイン勉強中なんだけど、実際の案件ってなんか不安…営業もどうしたらいいかよくわからないし…



そんな人にはまずはコンペに出して、実際の案件がどんな感じか実践してみるのがおススメです。
いつまでもデザイン勉強中、でも営業は何となく怖くて駆け出しからずーっと抜け出せない方へ。
是非実践を積むためにも勉強しながら営業のハードルも非常に低いコンペに参加することをオススメしたい…
ランサーズをご存知ですか?🐫
— せきゆおう@Web制作のあれこれ発信する人 (@wurst_design) August 13, 2020
クラウドソーシング系は印象が悪いけど、使い方によっては自分を磨けます。
私は駆け出し時代に、ランサーズのコンペに参加しまくりました。プレゼン力も付く。
コンペなのでクライアントに迷惑はかからないし、採用されたらお金が入る😌(最高月収10万くらい)
今回は先日バナーコンペで初めて採用された私が、ささやかながらバナーコンペについて紹介します。






- コンペとはどこで参加する?
- コンペと提案との違い
- コンペに参加することのメリット
- コンペに参加する上での注意点
- 初心者にコンペがおススメの理由
- 実際コンペの探し方(ランサーズ編)
コンペとは


複数の提案を集め、その中から気に入ったものを選びます。例えば、ロゴ制作を依頼した場合、ランサーは依頼にもとづき、ロゴを提案。クライアントはその中から1人のランサーの作品を当選させて報酬が確定します。
ランサーズ公式より抜粋
すなわち、クライアントが依頼した仕事に対して、やりたいと希望する人全員が作品を提案(応募)することができます。多数の作品の中から、クライアントが一番気に入ったものを選び1位の人が当選。その人のみに報酬が支払われるという制度です。(場合によっては副賞として入賞が設定されるケースもあります)
コンペとプロジェクト(固定報酬)の違い
クラウドソーシングの営業の方法はコンペともう一つプロジェクト型(固定報酬)があります。
プロジェクト方式型の仕事の流れについて説明します。
クライアント様が大体の目安となる金額、納期、依頼する仕事内容などをサイトに掲示し、やってくれる人を募ります。
クライアントが提示した仕事を誰が行うのか。これは先着順ではなく、応募した人の中から一番クライアントの希望に沿った提案をした人になります。
なので、クライアントの希望する仕事に対して
- 自分にはどのようなことができるか(経験豊富、他にも○○ができるなど魅力を載せる)
- いつまでに納品ができるか(早い方が喜ばれる)
- 金額はいくらでやるか(他より安めにして気を惹く)
などなど、より他社より魅力的な提案をしなければいけません。
ちなみに、この時点では業務は発生しません。
多数の応募者の中から、クライアントが金額、納期、実力など見極めて自分の意向に一番合った人を選びます。
ヒアリングなど行い作業を開始します。
コンペ形式と一番大きな違いは、クライアントに選ばれてから仕事をするという点と、応募者の中から選ばれてしまえば必ず支払いは行われるということです。
コンペのデメリット
先に、デメリットについて紹介します。最初からコンペに参加してほしいと思っておきながら、絶対にこのリスクは忘れてほしくないからです
参加しても、採用(入賞)しなければ1円ももらえない
ということです。これは必ずリスクとして念頭に置いておきましょう。
初学者の人が勉強として参加するのは良いと思うのですが、これをメインに稼ぐのはあまり好ましくありません。
ずーっとひたすらただコンペだけに出し続けて消耗するのはやめましょう。
コンペのメリット
がしかし、コンペにはデザイン初学者にとって参加するメリットも沢山あります。
実際の案件に触れることができる
- ペルソナ
- 作品のサイズ
- 納品形式
- 希望するカラー、イメージ
- 入れる文言
自分でオリジナルを作るのと、決められた条件で作成するのとではやはり全く異なります。どうせ勉強するのであれば、早い段階でコンペの内容で実践を積み始めたほう確実にためになります。
いつまでも初学者は自分の好きなテーマでオリジナル作品を作りがちです。本来の案件では、必ずしも自分の得意な分野のみがやってくるとは限りません。
当選作品をみることで、自分に足りないものを知ることができる
ランサーズのコンペ、募集終了すると他の方の作品も見られるのですが、それが結構勉強になります👀
— ちゃんみき🍑デザイナー (@myn2224) May 5, 2021
同じ依頼内容を読んでいても、捉え方が違ったりして、それぞれの経験や知識がデザインに反映されてるなあと…
自分に思い付かなかった素敵なデザインがあると、悔しい気持ちにも🧐#webデザイン勉強中
コンペには必ず当選者がいます。募集終了後、殆どの案件が当選者はオープンになり、その作品を見ることができます。私は実際にランサーズでコンペに出すことが多いのですが、デザイナーの力量は本当に差があります。デザインの上手な人の作品を見ることで、同じ提案でも、どのようにすればよかったのかな?と大変勉強になります。
また、この時、他の人の提案分を見ることができます。
中には自分のデザインの言語化や持ってきた素材の所在の事細かに記したりと非常に個性が出ますし、どのように提案したら自分だったらクライアントとしてうれしいかなど、大変勉強になります。


採用されなかった場合もアレンジしてオリジナルにできる
もちろん、個人情報や頂いた素材をそのまま使うのはNGですが、写メや写真を一部差し換えれば自分のオリジナル作品として、実績とすることもできます。なので、コンペに出した作品は当選しなかったとしても決して無駄になるわけではありません。
クラウドソーシングでコンペに参加してみよう(ランサーズ編)
実際にクラウドワークスやランサーズにはコンペの出品があります。
なので、是非、興味がある人はまず、いずれかに登録し、どのような案件があるのか覗いてみることをオススメします。
まだ登録していない方はクラウドワークスはこちらから


今回は、ランサーズのバナーコンペに参加する例をご紹介します。
ランサーズへの登録がまだの方はこちらから




まず、ランサーズのマイページより仕事を探す→WEB制作・WEBデザイン→バナーアイコンボタンを選択します。


この時、赤で囲ったところコンペと書いてある緑色のものがコンペ出品、プロジェクトと書いてある赤字のものが提案型の募集、タスクというのはアンケート方式の案件になります。
左側の仕事スタイルのところでコンペを選択して条件を絞ることもできます。


実際に興味がある提案の画面をクリックしてみてください。ここで、必ず確認してほしいのがコンペの下のところ。
当選報酬というのが一位の人が貰える金額、下に参加報酬とあるのが次点の人に支払われる報酬です。この場合は2,3位の人は2200円支払われるということです。なので、もしコンペに出す場合も金額もですが、参加報酬があるかどうかも確認しておいた方が良いかもしれません。
また、必ず残り時間と提案数も確認しましょう。せっかく作っても締め切りを過ぎては意味がありません。
また、提案数が少ない案件の方が当然チャンスはあります。
おまけ 採用されるためにやったこと(他の人がやっていること)
私が採用されたのはYouTubeサムネイルのコンペでした。
金額も小さなもので提案者も10数名だったのであまり偉そうなことは言えないのですがその時、心がけたことや他の方がやっていて良さそうだなと感じた点を書きます。
- 伝えたい情報を整理し、文字の大きさなど強弱をつける
- ホームページがある場合は必ず企業のページを確認し、使っている色合いなどを確認し色あいは合わせる
- 提案時はどのような意図でそのような文字の色、大きさ、装飾を施したか説明をする
- デザインの4原則は意識する
- 自分がやりたいデザインではなく見る層の顧客に響くデザインを考える
もちろん、コンペだけでなく、プロジェクト方式にも積極的に提案してよいと思います。
おまけ 営業しない仕事の方法、スキル出品
また、ランサーズはスキル出品、コンペ形式はありませんがココナラもスキル出品があります。
ココナラは待つだけで仕事がやってくる可能性もあるので、是非、まだ自信がない段階でも出品だけしても良いと思います。
いかがでしたでしょうか?駆け出し初学者から抜け出せない人が沢山いるなぁ・・と思いながら、少しでもWEBデザイナーとしての一歩を踏み出すきっかけになってほしいと思い書いてみました。少しでもご参考になれば幸いです。




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