こんにちわ。WEBデザイナーのゆるりです。
これまで、かなり何となく感覚的にデザインをしていた私ですが、強くデザインを言語化したいと感じることがありました。
今回はどのようにかみ砕いていくのか、その考え方を覚書的にまとめてみます。
- デザインを作るときに考えるべきこと(フォント、色、配置)
- デザインを相手に説明するためにどのように作成するのか
伝えたいことを明確にする
まず、クライアント様が伝えたいことをしっかりと把握しておく必要があります。
例えば、女性向けのコスメデザインであっても
- ターゲット層が10~20台でプチプラコスメ
- ターゲット層が30代以上のデパ地下化粧品
この2つでは表現するデザインは全く変わってきます。
なので、しっかりと、クライアント様が表現したいことは相違がないように確認しておく必要があります。
どんな表現で「つたえたいこと」が伝わるのかリサーチする
- フォント(明朝体、ゴシック体、毛筆、筆記体)
- 色(明るいのか、暗い感じなのか)
- 文字のサイズ
- 余白の使い方
子供向けのデザインであれば
フォント:飾り文字
色:パステルやカラフル、色多めでにぎやか
などなど、伝えたいイメージの必要な要素はどのようにして組み立てたらよいのか考えます。
そのために、自分が考えるものと世の中に出ているイメージとに相違がないか確認するために参考となるデザインを沢山リサーチする必要があります。ピンタレストとかがおススメです。
私は、それまでいろいろ本を読んだりしていましたが、この言語化のために知識が必要なんだと痛感しました。
デザイン本は読んでもあまりしっくりこないんですが、逆にこの組み立ての時に逆ひきするのもいいのかなと感じました。
最近読んだのがこちらの本です。
デザイン入門教室 特別講義 (Design&IDEA) [ 坂本伸二 ] 価格:2,035円 |
人を動かす「色」の科学 1杯のコーヒーから始まる身近で不思議な世界【電子書籍】[ 松本 英恵 ] 価格:550円 |
個人的に、色彩効果については私もお世話になっているてれすたさんのラジオで一番楽しくわかりやすく学ばせていただいたのでこちらご紹介させていただきます。1本10分程度で丁寧にわかりやすく初学者向けにデザインについてお話されています。
入れる要素の優先順位をはっきりと見極める
どんなによいコンテンツでも、伝えたい事柄の優先順位を間違えてしまえば伝えたいことは伝わらなくなってしまいます。
文字の優先順位を決めるのはとても大事です。目立たせるためには
- 文字を大きくする
- 色を変える
- 文字に装飾を施す
などなど、伝えたい要素を一番目につくように作成します。
この記事を書いたきっかけ
実は、とある案件で素人のクライアント様から配置、写真、文字の位置の指定のあるバナーのご依頼を受けました。
私なりに意味があって、フォントなどを少しアレンジしたものでご提案させていただきました。
ところが、私が良かれと思って加えたデザインの変更はことごとく却下されてしまいました。
私は意図があって行ったことだったのですが、これがクライアント様が本当にド素人の方だったので
私には相手にわかりやすく説明することが良いのか、それとも指摘して気分を悪くしたりはしないだろうかと
悩んでしまい、結局私は自分の思ったことは伝えず、クライアント様の言うように修正を行いました。
この時、もっとどんなデザインに疎い方でも納得させるような論理的な理屈に私自身が自信をもって説明出来たらと感じたのでした。
デザインを作っていくにあたりとても大切なこと、それは伝わるデザインもだし、クライアント、見る相手を納得させることができるデザインです。
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