空気検査は私の担当する市町村では2月に実施されます。背景としては
暖房器具を利用することで空気の状態が悪く、また寒さにより空気が悪くなっていないかチェックをするということかと思います。
私がやった検査は3つ
①CO2検査:基準値1500ppm以下
②CO検査:基準値10ppm以下
③NO2検査:基準値0.06ppm以下
こちらの実際の手順についてご説明します。
CO2、CO検査とは
CO2とCOについては同じガス採取器を用いて行います。ガラス管の種類によって測定するものが異なるのでよく確認してください。
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- 使用するガラス管の両端を付属のチェッカーで切り取る
- 採取器の矢印方向に従ってガラス管をセット
- 真空状態を作るために引っ張る
- そのままの状態で5分放置
- 数値を読み取る→この時%表記なので、×10000倍してppm換算で計算する。
検査方法についてはとても分かりやすい動画があったのでご参照ください
私の担当する市町村では2つの教室で同時に実施(CO2:15分、40分、CO:30分)
室温によっても差が出るので、この基準値は20度換算なので大幅に室温が異なる場合は補正が必要になります。
光明理化学工業株式会社様のサイトに換算表があったのでご参照ください
NO2検査とは
わたしが使用したのはホルアルチェッカーです。

- 電源を入れる
- 上の白い丸いところに検査するものをタブをセット
- 013の室内NO2を設定(012が室外NO2なので注意)
- スタートボタンを押す、この時床から120㎝以上の場所が好ましく三脚を利用する
- 30分間後データを読み取る
数値はそのまま表示されたものを読み取ればokです。
ちなみにこちらの動画ではパッシブドジチューブを使った検査方法もあるようです。
こちらだと検査時間が2時間かかってしまうようです…
今年はコロナ対策のため、びっくりするほど換気を行っているため異常な数値は全くありませんでした。
学校薬剤師の記事はこちら


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