こんにちわ。webデザイナーをしておりますゆるりと申します。
ノーコードで案件をしている人にとってWordpressとペライチはLPを作るうえで選択肢の一つだと思います。
どちらにも良いところ、あまり得意ではないところがあるので、今回は両方を仕事で使っている私から、ペライチを作るうえでおススメなところについて紹介します。
- ペライチについて
- ペライチでできること
- ペライチとWordpressとの違い
- ペライチはこんな人におススメ
簡単にサイトが作れる「ペライチとは」
ペライチとはプログラミングの知識がなくても感覚的にサイトが作れるツールです。
通常であれば必要なドメイン、サーバーの契約なしで、一番下のプランであれば何と無料でサイトを公開することができます。
LP、1枚のページの印象が強いかもしれませんが実際は1枚のみならず有料プランであれば複数ページも作ることは可能です。ちょっとした広告サイト、LP1枚だけのお店のホームページ、広告やイベント告知用のサイトにはもってこいだと思います。
ペライチの料金プラン
ペライチでは4つの料金体系を組んでいます。
スタートプランは1ページしか作ることができません。それでも、レスポンシブには対応しています。
ライトプランでは3ページまで作成可能。無料でペライチ独自のドメインは寄与されますが、独自ドメインの設定をすることも可能、フェードインなどのアニメーション機能も付けたり、お問い合わせフォームも設置できるようになります。
個人的にはレギュラープラン以上がおススメです。というのはHTMLなどの埋め込み、フッターの「ペライチ」の表記の削除、TOPスライダーなど高機能な装飾を使うことができるからです。
ペライチでできること、できないこと
ペライチでできること
- かわいい見出しがいっぱい
- あらかじめテンプレートデザインが豊富
- おしゃれなボタンが簡単に使える
- フェードインなどのふんわり表示されるアニメーションがコードを書かずに実装できる
- お問い合わせフォーム実装できる
- 一部画像が一部あらかじめ備わっている
- 制作時間が短時間でできる
ペライチでは有料も含めて294点ものテンプレートデザインがあらかじめあります。
こちらを利用すれば文字と写真を入れ替えるだけで簡単にスマホ対応のきれいなサイトを作ることができます。
また自分で一から作る場合も、コードと書くことなくあらかじめ用意されたデザインをブロック形式で入れ込むだけで簡単にサイトを作ることができます。
ペライチではあらかじめ用意されている装飾の種類が大変豊富です。見出しだけでもこんなにたくさん。
ペライチの画像には、あらかじめカラーアイコン、有名画像フリー素材サイトぱくたそ、SNSボタンなどの画像を自分で探すことなく使うことができるものが数種類用意されています。サイト作成するにあたり、いかんせん素材探しには時間を要するのでこれは大変便利です。また、足りないものはPIXTAより有料で購入も可能です。
また、コードを全く書く必要がないので、大幅に時短をすることができます。
ぺらいちではできないこと
- 11ページ以上のサイト
- CSSを用いた複雑なカスタマイズ
- 改行、PCとスマホでのコンテンツの変更など
- blogの作成
- 無料のドメインはhttps://peraichi.com/landing_pages/view/○○の羅列になってしまう(独自ドメインも有料プランは設定可能)
ペライチでは例えば「ここの色を変えてほしい」と依頼者様から言われたとしても、使える色もパレットに限定された色の中からだったり、設定の都合上、変更不可だったり、細かい高さを調節したりすることはできません。
よくクライアント様から言われるのは文字の改行について。唯一フォントサイズについてはスマホとPCとで別にすることができますが、改行の箇所をPCとスマホで別にすることができません。写真の表示もPCとスマホでいずれかで非表示とかにできないのです…この辺りをクライアントにもよくお伝えしておく必要があります…
また、blogの設置はできません。なので、最初からブログをサイトに埋め込むつもりの人はWordpressを使用したほうが良いかもしれません。
WordPressとペライチの違い
コードを書かずにサイトを作ると言えばWordpress。こちらとペライチで何が違うのか簡単にまとめてみました。
ペライチ | WordPress | |
初心者でも簡単 | 〇 | △ |
無料でサイトを作成 | 〇 | × |
ブログ開設 | × | 〇 |
セキュリティ面 | 〇 | △ |
11ページ以上のサイト | × | 〇 |
ドメイン・サーバーの有無 | 不要 | 必要 |
オリジナル性の高いデザイン | △ | 〇 |
クライアントの更新のしやすさ | ◎ | × |
WordPressでサイトを作る場合は独自ドメインとサーバー契約が必要です。なので、ペライチよりも少しサイトを作るにはハードルが高いと言えます。
がしかし、Wordpressのほうが機能的には非常に幅広いことが実装できます。
- プラグインで様々な機能の実装が可能
- ブログの作成が可能
- カスタマイズが自由にできる
なので、少しプログラミングを勉強した人であればCSSが自由に変えられないことにもどかしさを感じると思います。そんな人にはWordpressのほうがおススメです。
が、しかし、私が案件をこなしている中で気づいたことがあります。
私達、サイトを制作しているものにとってWordpressはわかりやすく思えますが、クライアントにとってはWordpressでブログを書いたり更新するのもかなり困難な方がたくさんいらっしゃいます。
実際に、プラグインも更新が頻回に必要だったり、納品後の管理は煩雑です。
中には何でもかんでもWordpressで案件を取って、保守管理→継続してサポートという流れで案件を取っている方を沢山お見受けしますが、果たしてこれが本当にクライアント様にとってよいのかというと、私はそうだとは思いません。
ブログが不要で、本当にイベント1本のため、短期募集のセミナーのためのサイトとかで現在全くサイトを持っていない方に何が何でもWordpressをお勧めするのが良いのかというと、そこはよくクライアントへのメリットを考える必要があると思います。
ペライチで人と違ったデザインにするには
ペライチではあらかじめデフォルトで作られたデザインからのカスタマイズにかなり限りがあるため、オリジナリティを出すためにはちょっとした工夫が必要です。
それは
予めオリジナルデザインで作成した画像をそのまま張り付けるということです
もちろんペライチのデフォルトの装飾もかわいいのがいくつかあるのですが、見る人が見ればペライチっぽさが出てしまいます。なんだかペライチっぽくないなと感じるサイトは、文字にあらかじめオリジナルの装飾を施したり、画像にかわいい枠やキラキラなど装飾を施したりしています。
依頼者様が、見本サイトを見せて、「これと同じようにして」と言われた時、サイト全部が画像の貼り付けで作成されていたと気が付いたとき、一瞬青ざめました…
すなわち文字をサイトに入れるのではなくて、Photoshopなどで全部画像の中にテキストをあらかじめ入れて張り付けているんですよね。
とはいえ、ちょっとした画像の加工や、バナー作成などが得意な人にはこれは大変有利に働きます。
なので、Photoshopなどの画像加工が得意な人やwebデザイナーさんにはペライチはとてもおススメです。
こんな人にペライチはおススメ
- サーバーやドメインの契約なしにとりあえずサイトを作りたい人
- コードを書かずにサイトを作りたい人
- WEBデザイナーさんやバナーの作成、画像の加工をすることができる人
- 10枚以内のサイトの作成を希望する人
- クライアントが管理、変更しやすいサイトを作りたい人
以上、少しでも参考になれば幸いです。
ちなみにココナラで出品しています。こちらからお仕事お受けします(DMでももちろんOKです☆彡)
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