私は副業として長くマッサージの仕事をやっていました。
マッサージの仕事は大変やりがいのある仕事でおすすめです。
しかし、働く前に必ず把握しておいてほしいことがあります。
マッサージで働くデメリット
- 研修期間は無給
- 体力仕事
- 歩合制に注意
1.研修期間は無給
マッサージの仕事は未経験者には必ず研修がしっかりあります。ただ、研修期間は基本的には無給です。まれに給料が発生する場合もあるので、募集要項はよく確認する必要があります。研修終了後、直後に辞めるとペナルティが付くところもあるため注意が必要です。実際、就活しているときに、1年以内に辞めたら研修費用として多額請求すると予め言われた会社ありました。
2.体力仕事
お客様を癒す仕事、もちろん大変やりがいはありますが、決して甘くはありません。
施術の時の体勢は重心移動などをうまく利用しないと腰に負担がかかりますし、緊張からか肩や背中が張る人、強圧のお客様への接客で力のかけ方を誤って、指を痛める人もいます。セラピスト同士、施術しあったりすることもありますが、重症なセラピストだらけ、売れっ子のセラピストでさえ、体の状態は本当によくありません。
特に副業で働くのであれば本業に支障が出ては本末転倒なので、週1、4時間~など自分の生活と体力に無理のない条件かどうかよく考える必要があります。
また、接客時のお客さんとお客さんとの間、インターバルは事前に確認する必要があります。
アロママッサージのお店は基本的には前後、お客様の着替えの時間を考慮し、30分程度お客様同士の予約の間にインターバルを設けています。
ところが、着衣のほぐし系のお店はほとんどこのインターバルを設けていません。
60分2980円のお店に行くと、前のお客さんをまだ店員さんが施術していて、休憩もなく自分の施術に入るのを見たことがあるのではないでしょうか?
すなわち、休憩全くなしです
実は、直近で働いていたバイト先が、アロマオイルトリートメントのお店にもかかわらず、低価格のため、インターバルを10分しか設けていませんでした。おかげで、土日は次のお客さんを待たせすぎてしまいご不便をおかけすることが絶えませんでした。また、当然スタッフである私も間に休憩なし。お客さん4人ぶっ続けとか、6時間全く水も飲めないとかしょっちゅうでした。
3.歩合制に注意
マッサージのお店の求人募集には時給制と歩合制と並列併記されていることがあります。
時給制はいわゆる時給。1時間当たりいくらで支払われます。
歩合制は出来高払い。時給制より1時間当たりの単価は高く、魅力的に思えるかもしれないですが、これが要注意。仮にお客さんが全く入らなかった場合、出勤しても1円ももらえません。
【時給制の長所】
- お客さんが入らなくてもお給料はちゃんともらえる。
【時給制の短所】
・単価が安い
以前、時給制のお店で働いていた時、インセンティブで1日の売り上げがいくら以上で時給いくら上乗せというのはありましたが、忙しくても忙しくなくてもさほど稼ぎは上がらないのはちょっと切なかったです。
【歩合制の長所】
・単価が高い
【歩合制の短所】
- お客さんがこないと稼ぎはゼロ
- 客の取り合い
- スタッフのモチベーションが下がりやすい
歩合制の店は、当然、お客さんに入った時間数が長ければ長いほど稼げます。どのスタッフも出勤するからには稼ぎたいので、指名ではないお客さんの予約の時、誰が接客するかでもめ事が起こります。自分が入りたかったのに、他の人が入って自分が暇な時間とかは本当に切ないです。
また、接客している時間以外に給料が発生しないため、待ち時間の使い方に性格が出ます。もちろん店内美化などに努める人もいれば、喫煙所から帰ってこない人、空きベットで寝ている人もいます←これが私は一番堪えれなかったです。
また、お店によっては歩合制でありながら、全く収入が入らない日が出ることを予防するために、最低保証時給を設けているお店もあります。
短所をたくさん述べてきてしまいましたが、マッサージの仕事をやりたい方に事前に把握しておきたいことの覚書です。基本的には大変副業として副収入として入りやすいジャンルかと思ってます
コメント